[レビュー] スマホで使える、3Dスキャナーソフト3種を比較…のはずだったのですが…

早いもので八月に入りました。
60日以上更新していなかったため、いつの間にかブログトップに広告が表示されてしまっていたので慌てて更新しています…

さて、世の中は相変わらずコロナ禍による混乱が収まらないどころか、一時落ち着いた感があったものが見事に第二波となり、日本では第一波より確実に大きな波になりつつある、という感じがありますが、皆さんいかがお過ごしでしょう。
熊本でリモートワークをしている関係で、食品など最低限の買い物と、1年半ほど日課にしている朝の散歩以外はほとんど家から出ない引きこもり生活をしていますが、家の中にいて、長かった梅雨が明けたと思うと急激な暑さが押し寄せてきて、体調管理が大変です。


そんな猛暑になりそうな予感を吹き飛ばすべく!趣味に走った記事ということで表題の通り、3Dスキャナーソフトをいくつか試してみましたので、それをご紹介したいと思います。

そもそもでいうと、これまで何度かご紹介した通り、2年ほど前に3Dプリンタを購入していろいろと遊んでいるんですが、手元のフィラメントが切れたタイミングでしばらく使わない状態が続いていました。
これはいかん!ということで、何があったら使うようになるかな~と考えたとき、現実にあるものとリンクさせることができる(例えば、スマホケースを造ったり、何か容器を作るのに中に入れるものにサイズを合わせて作るとか…)ことができたらいいのではないかと思った次第です。
これまで、百均で購入してきたノギスを使って採寸しながら自分でモデリングしたりしていくつか作ったりしたことはあったんですが、やっぱり実際のモデルをPCに取り込めたらその方がわかりやすいんじゃないか、と考えました。

で、よく考えたら私が利用しているスマホ、ARCoreという、Androidで使えるVR/ARの機能が搭載されているモデルなんですよね。
ということで、もしかしてその機能を生かした3Dスキャナーソフトとかあるんじゃないか、と思って調べたところ、やっぱりありました!

どれも、初めにいくつか試す分には無料でできましたので、試してみたんですがそれぞれ特徴があったりして面白かったのでご紹介しようと思います。

ちなみに、前提条件として以下のような条件下で試用しましたのでその点はご了承ください。

  • どれも海外のソフト、サービスのため、(メニュー選択程度で利用できるため英語ができなくてもそれほど難しいことはありませんが)基本は英語になります。
  • 基本はAndroidアプリから利用しました。同一アプリがiOS版もあったりしますが、そちらは試していません。
  • すべて無料で利用できる機能範囲内での仕様です。いくつかのアプリはアプリ内課金で購入しなければ利用できない機能などがありましたが、そこは試していません



ということでさっそく1つ目。

Qlone - 3D Scanning & AR Solution


GooglePlayストアで[3D scan]などと検索するとかなり上位に表示されるので、それなりに有名なソフトなんだと思います。
撮影には若干準備が必要で、アプリの中で取得できる白黒のチェック模様が入ったシートを紙に印刷する必要があります。
IMG_20200802_150937878.jpg

このシートの上をスマホでアプリを起動してカメラから読み込ませると、うまく認識すればブルーのドーム状のARが表示されます。
このドームの中に、スキャンしたい対象物を置きます。
そして、スキャンを開始すると、特定の角度から撮影が完了したら、ドームを構成する青い壁が1枚ずつ消えていきます。
この壁が全部なくなるまで外周をぐるりと撮影すればスキャン完了。しばらく待つとスマホの中でスキャン結果が表示される、という運びになります。
Screenshot_20200802-150921.png

シートを印刷したりといった手間をかける分、スキャンの精度はそれなりに高いと思います。
また説明によると、対象物に合わせてシートのサイズを大きくすればそれなりに大きなものにも対応可能。
逆に細かなものをスキャンしたい時は、小さいサイズで印刷すれば細かくスキャンできます。

うちにあった猫の置物(高さ約7センチ)をスキャンするとこんな感じになりました。
Screenshot_20200802-142934.png

画面に見える通り、スキャンした後でスマホ上で簡単な加工ができるのも特徴かなと思います。

スキャン後のデータは、静止画またはSketchfab形式であれば無料版のまま出力が可能。
Screenshot_20200802-143009.png
OBJやSTLなど、ほかの3Dソフトで利用するための形式で出力するためには、 3,240円のプレミアムアップグレードが必要になります。
スマホソフトで3,000円越えとなると、若干高い感じはしてしまいますが、基本はスマホ内の処理のみとなるため、買いきりでずっと使い続けられるのはよい点かなと思います。

スキャンをする際、周囲をぐるぐる回って撮影するのが面倒だったので、私はダイソーで150円の回転台を購入してきまして、これの上にスキャン用のシートと対象物を載せて、台をクルクル回してやれば、スマホは位置を固定しておくだけできれいにスキャンすることができるのでお勧めです。
IMG_20200802_143613604.jpg
IMG_20200802_143641228.jpg


では、続いて2つ目のソフトはこちら。

3D Scanner Lite



だったのですが、こちらのソフト、今見ると、ストア上で公開されなくなってしまっているようです…。
こちらの 3D Scanner Proの試用版があったのですが、現在は非公開になった模様…。

こちらに関しては、普通にカメラで動画撮影をし、その動画をもとにモデルを作成するというソフトになります。

サンプルではかなりきれいにスキャンしてありますが、正直、結構時間をかけてスキャンをしてもここまできれいにスキャンすることができず、また、こちら有料版にアップグレードした後でもスキャンをするたびに課金してクレジット購入が必要となるような記載となっていたため、お手軽で安価にスキャンを楽しみたい、といったケースではお勧めはできないかなと思います。
私も、試用版として3回ほど試してクレジットがなくなってからはアンインストールしてしまいました…。


さて、最後となります3つ目は、アプリというよりクラウドサービスなんですが…

display.land



2週間ほど前に試した時には普通に試せていたのですが、今確認すると、サービスが新たなフェーズに入るので8月11日でサービスをいったん終了するという記載になっています…

https://learn.display.land
こちらでサンプルを見ていただければわかる通り、特定の対象物をスキャンするというよりは、カメラを使って部屋全体や街角など、空間全体をスキャンするようなサービスで、試した時には細かいものをスキャンするものではないので精度としてそれほど高くはないものの、ある特定の空間全体を丸っと取り込むということであればそれなりに見られる形のデータが得られました。
しかもサービスは無料で利用可能な状態でしたので、個人的には結構気に入っていて、細かな対象物なら最初のQloneを、大きなものだったらこちらのdisplay.landを使ってスキャンするのがよさそうだな。と思っていたのですが…

サービス終了は非常に残念ではありますが、まぁ、動画からモデリングするということはそれなりにCPUパワーのコストがかかって複雑な計算が行われているはずなのに、無料で利用可能ということはどうやって収益上げるんだろう?とは思っていたんですが…

とはいえ、終了してしまうものは仕方ないですね。


書き始めた主旨とは異なる方向に話が進んでしまいましたが、とりあえず、私の中では、ひとまず無料で試せるお手軽なスマホの3Dスキャンアプリとしては Qlone 一択ということになりました…。

ほかにもいくつかアプリはあるんですが、説明などを読む限り、あまり使い勝手がよくなさそうだなぁ~という印象があって結局試していない、という感じです。
もしほかに「このアプリいいよ」というのがあったら教えてください。

Qloneに関しては、私が見たところ、時折ではありますが、プレミアムへのアップグレード機能の半額セールなどを行っていることがあるようです。
もし試してみて、いずれプレミアム版を購入してもいいかも、と考えた方はそのタイミングを待ってみてもいいかもしれません。。

さて、そんなわけで、こんなツールのご紹介ブログを書きましたが、私、明日、42歳の誕生日を迎えます。
40代になったもう2年がたつのかと、空恐ろしいものを感じますが、公私ともに日々成長できているかと自問しつつ、何とか平穏な生活を送らせていただいています。
これからも、1月に1回程度のペースでブログの更新は続けていきたいなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。

ではでは~~~。


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