ヤメ記者SEの徒然なるままに…

アクセスカウンタ

zoom RSS [レビュー] XYZPrinting davinci nano W(印刷編)

<<   作成日時 : 2018/12/16 23:04   >>

トラックバック 1 / コメント 0

前回、最後までご紹介することができませんでしたので、引き続き、3Dプリンター davinci nano W のレビューです。

さて、前回、開梱が完了しましたので、今回はいよいよ出力です。
引き続き公式サイトのチュートリアル動画を参照しながら作業を進めます。
今回は「ダヴィンチ nano シリーズ - 初めての印刷およびソフトウェアのご紹介」の動画を参照してください。

まず、整形物を作成した際の土台となるプラットフォーム(ガラス板)を取り外します。
動画のように固定するツメを解除してガラス板を外すのですが、私の購入した端末ではこの時、なんだか妙に強い力で密着してしまっていて、当初、全く動かすことができませんでした。
強めに力を入れて上に持ち上げることで取り外すことができましたが、変な力の加え方をすると折れてしまいそうな感じがありましたので、間違いなく2つのツメを外していることを確認したうえで、切り欠き部分に手を添えて、ゆっくりと力を加えながら上に持ち上げましょう。
画像


続いて、この土台に、付属のシートを貼り付けます。
このシートを張らないと整形物をきれいに取り外すことができなくなりますので、忘れずに張り付けましょう。
動画では「真ん中に」ということになっていますが、そこまで神経質になる必要はありません。
大体真ん中くらい、ということで、大丈夫です。
また、字幕が「重複に利用できます」という記載がありますが、これは繰り返し利用できるということです。
取り外す際、破れたりしなければ1つのシートは使い続けることができますので、付属のシートが3枚しかないからと言って3回使ったら次を購入しないとダメ、というわけではありませんので、あまりケチらず、普段から必ず取り付けた状態で利用するようにしてください。
画像


続いて、動画ではスティックのりを塗っています。
温度が低い場合、ということでしたが、私もこの季節ですので、一応、スティックのりを塗布して利用しました。
が、ちょっと古いスティックのりを使い、厚めに塗りすぎたため、整形物を取り外した際、整形物の底が白く汚れてしまいました。
あまり厚塗りはしすぎないほうがよさそうです。
画像


続いて、動画の手順に従って、フィラメントを本体背面に取り付けます。
動画で取り付け後、ソフトウェアのインストールを行っていますが、私が作業した時点でソフトウェアがアップデートされており、これまで機能ごとに複数に分けて提供されていたソフトウェアがXYZMaker suiteという1つのソフトウェアに統合されていましたので、まずはそのインストールファイルをダウンロードし、実行します。

インストールされた統合ソフトウェアを起動すると次のような画面が表示されます。
画像


少しわかりにくいですが、左側の人のマークをクリックすると、ユーザー登録を行うことができます。
ユーザー登録を行わないと利用できませんので登録手続きを行ってください。

続いて、右上にある4つのアプリケーションですが説明の通り、モデリング、プリンティング、彫刻、スキャニングという機能ごとに分かれております。
右側2つは対応機種以外は利用できません。
プリントする際はXYZPrintを選択してください。

私の場合、ここで、クリックしても何も起こらないという事象が起きました。
Maker Suiteは統合ソフトウェアで、この後、各ソフトウェアのネットワークインストールが始まるのですが、どうやらネットワークに問題があり通信できないなどの場合にそのような事象が起きるそうです。
私の場合はほかのサイトへのアクセスは特段問題がなかったのですが、同社のサイトへのアクセスが異常に遅くなっており、どうもそれが原因でタイムアウトが発生していたようです。
タイムアウト発生の原因は結局特定できませんでした。
もし私と違う原因だとしても、ソフトウェアのインストールがうまくいかないなど、正常にソフトウェが起動されない場合には、メーカーに問い合わせてみてください。
完全版インストーラーのソフトウェアを頂いてインストール、ソフトウェアの起動を実行することができました。

ソフトウェアの準備をしている間に、本体とPCを接続します。
私が購入したモデルはWiFi対応モデルですが、WiFi設定を行うまではUSBケーブルによる接続が必要となります。

動画の手順通り、本体背面左側にあるUSBコネクタにケーブルをつなぎ、本体の電源を入れます。

さて、正常に本体を接続することができ、ソフトウェアのインストールも完了しましたら、XYZPrintを起動してください。
すると、このような画面が表示されます。
画像


USBケーブルが正常に接続され、認識がうまくできていれば、ここで左上の機種名のところに、接続されている機種が表示され「スタンバイ」という表示になり、その下に「エクストルーダー」「フィラメント」「セットアップ」という3つのメニューアイコンが表示されています。

この時、WiFi対応機種であれば「セットアップ」から、WiFiを利用するようにセットアップすることができます。
WiFiセットアップ後は、同一WiFiに接続している端末であれば、どの端末からでもソフトウェアを使ってプリントができるようになるので非常に便利です。

続いて、フィラメントのロードを行います。
ソフトウェア上で「フィラメント」から「フィラメントのロード」を選択します。
すると、エクストルーダーの温度が上昇を始めます。
nanoの場合で、約220度になったところで、フィラメントのフィーダーが回転を始めますので、動画の手順に従い、注入口からフィラメントをセットすれば自動的にフィラメントが引き込まれていきます。
この時、少し時間がかかりますが、本体の状態をきちんと見ておいてください。
というのも、フィラメントのロードは自動的には止まってくれず、ソフトウェア上で「完了」ボタンを押さなければ、いつまでもフィラメントを送り出してしまい、無駄にフィラメントが消費されてしまいます。

フィラメントがエクストルーダーまで到達したら、エクストルーダー先端からかなり細い状態で糸のようにフィラメントが出てきますので、「完了」ボタンを押し、フィラメントの抽出が止まれば準備完了です。

「ダッシュボード」から2つ目、四角い箱に下向き矢印があるアイコンをクリックすると、印刷する対象ファイルを選択することができます。
自作したデータがすでにあればそれを、もしなくても、最近はWeb上でいろんなモデリングデータが公開されていますので、そちらをダウンロードしてきて指定しましょう。
ファイルを読み込んだら「印刷」タブで「準備」ボタンを押すと、対象物をスライスして印刷するための構造解析が進みます。
対象構造物が青色で表示されれば準備完了。
「印刷」ボタンを押せばいよいよ造形物の出力が始まります。

印刷中は「ダッシュボード」タブを開いておくことで、リアルタイムで印刷の状態を監視することができます。
画像

印刷を中止させたい時などは、本体アイコンの下にある■ボタンをクリックしましょう。

さて、実際に印刷をしている様子を動画で撮影してみました。
タイムラプスで撮影したので、40分の出力が22秒にまとまっています。


実際に稼働させてみると、もちろん、多少の音はなりますが気にしていたほど響く感じはありません。
また本体そのものはほとんど熱を持つことはなく、熱いのはあくまで内部のエクストルーダー先端部のみという感じです。

実際に出来上がったのがこちら。
画像


da Vinci nanoで扱えるのはPLAという素材ですが、成型後はかなり硬くなります。
フィギュアなどに詳しい人のブログなどを見ると、硬くなりすぎて出来上がった後のやすり掛けなどが大変という話が載っていましたが、確かに、積層の跡が気になるようなフィギュアをきれいに出力することなどが目的の場合は少し大変かもしれません。

それから、何度か使っていて気づいた点が1つ。
初日に3つほど造形した後、2,3日置いて次の出力をしたのですが、なぜか出力時にフィラメントがうまく出てこず、よくよく状態を確認してみると、フィラメントが本体後部で折れてしまっていました。
折れたこと自体は気温との関連性なのではないかと思っており、プリント時、先に部屋の温度をある程度暖めてから印刷したほうがいいなということを実感しました。

また、フィラメントが折れた場合、どうやら注入口側のほうにフィラメントをロードする機構が備わっているようで、ガイドチューブにはフィラメントが残っているのに、エクストルーダーから出てこない、という状態になりました。
ガイドチューブ越しに赤いフィラメントがしっかり見えていたため、フィラメントはつながっているとばかり思ってしまい、折れたことに気づくのが遅れたのですがフィラメントをアンロードしたうえ、また先端をカットしてロードしなおす、という作業が必要になりました。
もちろん、ガイドチューブの内側に残ってしまっていた30センチほどのフィラメントはもう使えませんのでそのまま廃棄です。
またこの時にエクストルーダーのところにフィラメントが変に絡みついてしまい、排除に手間取りました。

資源と手間をを無駄にしないためにも、

  • 印刷時は部屋をきちんと暖める(15度以上が動作保証温度)
  • 印刷しないときはいったんフィラメントはアンロードして当初入れられていた保管袋の中で保管する

というのをきちんと意識して運用したほうがよさそうだな、と感じています。

少し物を作り始めると、「もっとあんなの」とか「こんなのできないかな」といったことも気になりまじめてます。
抗菌PLAという抗菌系の素材やタフPLAという弾力性のある素材もほしくなってきていたりするので、まんまとメーカーの策略にはまっているようですw

ということで、資源を大切にしながら、いろんなものを製作してMAKERSの一員として楽しみたいと思います〜。


次回のブログは、Amazonのサイバーマンデーで購入したほかのもののレビューを予定してます。

ではでは〜〜。

======================================気になるニュース
PFNが独自開発したAIチップ「MN-Core」、回路設計を深層学習に最適化

「勘頼みは終わり」キャベツ農家の出荷量をドローンとAIで予測、その舞台裏

南フロリダ大学、ブレイン・ドローンレースを開催

地下深部に広大な「生命体の森」 国際研究で発見

「アマゾンジャパン」や「メルカリ」などが経団連に加盟

廃炉創造ロボコン、最優秀は長岡高専 マレーシアの大学も初参加










MAKERS 21世紀の産業革命が始まる
NHK出版
クリス・アンダーソン

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
[書評] 21世紀の資本
今年もいよいよ年末。 私も昨日で仕事納めということで今日からしばらくゆったり過ごしています。 熊本のほうは昨日までそこそこ暖かい気候だったのが今日から突然冬本番、といった感じで気温の変動が激しく体調管理が大変ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 ...続きを見る
ヤメ記者SEの徒然なるままに…
2018/12/29 00:11

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
[レビュー] XYZPrinting davinci nano W(印刷編) ヤメ記者SEの徒然なるままに…/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる