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zoom RSS [書評] 「良いコードを書く技術」&「アジャイル開発マネジメントクイックガイド」

<<   作成日時 : 2018/08/13 17:58   >>

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皆さん、お盆の連休期間、いかがお過ごしでしょうか。
前回の更新からちょうど1ヶ月。
今年は猛暑の中参ったりしながら、色々事情あって、私は自宅で日々過ごすという感じです。

さて、そんなわけで、せっかくの連休中なのにどこにも出かける予定がなく、ただだらだらと無為に過ごす、というのも非常に魅力的ではあるんですが、5日間もまとまった休みがあるのだから、ということで普段は中々手を付けられずにいたことに手を出そう、ということで、積ん読でたまっていた本を読み解いています。
昔に比べると最近は本を読むスピードも遅くなった自覚も有り、中々一気に何冊も読み終わった!とはいかないんですが、ブックオフなんかで、ちょっと古くなっていても余り価値が変わることのない基礎技術系の本なんかが安く見つかったときにはちょこちょこと買いためていた本が数冊手元のあったのでそれを読んでいる次第。

ということで、その中から気に入った2冊をご紹介しようと思います。

1冊目はこちら。





書かれたのが2011年と、IT書としては少し古めの本になりますが、特定の技術に寄った内容ではないので、今でもそのまま活かせる内容になっているかと思います。
サブタイトルに「読みやすく保守しやすいプログラミング作法」とあるとおり、名前付けや、変数のスコープルール、クラスによる抽象化など、プログラムのコードを書くときに、気をつけておくと保守性が上がるポイントを分かりやすく解説した本になります。
Amazonのレビューが☆3つが0で、好評と不評の真っ二つに割れているとおり、おそらく、学生時代にしっかりとこうした基本を学んで、日頃からコードを書くときにこうしたことをきちっと意識できている人にとっては全く役に立たない本ですが、学生時代にプログラミングを学んだことがなく、OJTでとにかく現場に放り込まれてなんとか動くプログラムを書くことで仕事をしているような、「果たして、これでいいのかな?」というくらい自分のコーディングに自信を持てていない人にとっては、「こういうことに気をつければ良いのか!」と気づかせてくれる、意味のある本だと思います。

情報処理を専攻しておらず、就職先に消極的理由でシステム開発会社を選び、でも、やってみたら楽しかったり、やりがいを感じたりで「ここで続けていきたいな」と思えたような若手の人なんかにはすごくオススメかと思います。

ちなみに、著者の縣さんのことを全然知らずに本を読んでいたんですが、巻末の略歴をみると、(少なくとも当時は)福岡のIT企業で、世界中で利用されているWebサービスでもある「Cacoo」を提供するヌーラボに在籍されていたようです。
九州に縁があった身としては妙なつながりを感じました。


さて、続いて2冊目はこちら。


アジャイル開発マネジメント クイックガイド
技術評論社
高畠 勇人

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



ウォーターフォールモデルとの対比で「アジャイル開発」という言葉は知っているし、一応会社でそれらしいことも実践しているつもりではあるけど、そういえばきちんとどういうモノかを勉強したことはなかったな、と思って買ってみました。
こちらは2013年当時の本で、書籍の中では「やっと日本でもアジャイル開発が広まってきた」ということを書かれているようですが、現在でも「完全に普及した」と言えるほど定着した感じは余り感じないので、まだまだこの本で触れているような「アジャイル開発とは何か」という内容を必要としている人は多いのではないでしょうか。
かくいう自分も、やはり漠然と持っていて、会社で今やっている手法も多少ずれていたポイントがあったな、と反省したポイントがいくつか。
自分が出来ていなかったなと思ったのは

  1. イテレーションの回し方の悪い例として紹介されている、ミニウォーターフォールで回してしまうやり方に陥ってしまっている。
  2. コーディング規約を策定できていない。(基本はあるが、余り厳密にやると効率が落ちるといことで、緩く「こんな風にやろうね」位で決めてあって、違反があっても注意だけして目をつぶっている)
  3. リソース不足を理由にテストの自動化が出来ていない。

あたりかなと。
特に3番のテストの自動化辺りは、やりたいな、とは思いつつ、人的なリソース不足を理由に着手しないまま開発を進めてしまい、細かなリリースの時には問題ないのですが、大きな変更があったときのリリース前にはかなり大がかりにテストをやり直す、ということが起きてしまっていています。
本書で書かれているように、実際のプログラムを書くよりも先に、テストプログラムから書き始める、というルールにしていれば、ここまで毎回大がかりにテストをする必要は無かったはずですが、結果として今、テストをするために人的リソースが取られてしまっている、という状況に陥っている感があります。

こちらも、既に業務でしっかりとアジャイル開発に取り組んで居る人であれば既に知っていて当たり前の話でしょう。
けど、私のように「なんとなくイメージでは分かっているけど、自分たちの取り組みとしてはきちんと出来ていないんだろうな」という人が、(文字も少し大きめでページ数も少なめですから)最初の入り口として自分の業務を見直すきっかけにするという意味では、まさに「クイックガイド」として役に立つ本では無いかと思います。

ちなみに、こちらの書籍は複数人による共著なのですが、監修をされている方が実は朝日新聞を退職してIT企業を起業された方とのこと。
同じく新聞業界に勤めていて現在はIT業界に身をおく立場として、勝手に親近感を覚えてしまいました。


ということで、両方とも、個人的に妙なポイントで身近に感じた書籍2冊をご紹介しました。
どちらもそれなりに年数の経っている本ですから、Amazonでも町中の中古書店でも安く手に入るんじゃ無いかと思います。


特定のソフトウェアや技術の紹介をする書籍やWebの情報は、自分に役立ちそうだなと思えば日々追いかけたりすることになりますが、こういう基礎技術に関する本って思い立たないと中々読もうという機会は訪れないモノです。
日進月歩のIT業界に居るからこそ、先端技術を追いかける好奇心は失わないようにしつつ、灯台もと暗しとならないよう、足下の基礎知識もしっかりと踏み固めながら、自分のスキル向上を目指したいですね。



といった辺りで今回はこの辺ですが、ついでにひとつ。
先日、誕生日を迎えました。
SNSでメッセージを頂いた皆様、ご返答も出来ないままでしたが、ありがとうございました。

40歳ということで、人生80年時代と考えると本当に折り返し地点にさしかかった、という感じで、数年前から会社でも数人の上に立つ立場になっています。(今の会社に入るまでは、何だか妙な感じで、30歳手前まで、ほとんど「後輩」と呼べるような人が居ない状況だったので、これはこれでちょっと妙な感覚があったり…)

40歳と言えば、論語では「四十にして惑わず」ということで「不惑」などと呼ばれたりしますが、顧みると、会社を辞めた後で大学に入り直したり、その後も会社を3回変わったりと色々回り回ってきたな〜という感じです。
不惑なんて言えるほど自分の道がしっかり見えているか、と問われると未だにそんなに自身は無かったりするわけですが…まぁ、公私ともに色々とやりたいと思うこと、目標とすることなどはあったりしますので、これから先もふらふらしながら、前を向いて歩んでいければな、と思います。

ということで、皆様、これからもよろしくお願い致します。


ではでは〜〜〜〜。
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