[How To] 自炊の小技(2):モアレ

シリーズで書くと言っておきながら、前回のネタからだいぶ間が開いてしまいました。というか、もう半年以上経ってる?!
自分で今振り返って、どんだけ放置していたんだと、驚きました…。orz

まぁ、気を取り直しまして、自炊に関するちょっとしたテクニックを紹介していくという事で、今回は「モアレ」です。
モアレについては、実は「自炊のススメ」の第3回でも触れていましたが、その後、自分でいろいろ使っていくうちに若干認識を改めましたので修正の意味もかねて、今回詳細に見ていこうと思います。

モアレとは、デザイン関係の勉強をされたことある方以外はあまり聞きなれない言葉かと思いますので、まずはWikiPediaから引用を。

モアレ

「干渉縞ともいい、規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のこと」と難しい言葉で書かれていますが、要は、テレビなんかを見ているとき、画面内の芸能人の人が細かいチェック模様の服を着ていると、模様がチカチカして見える、あれのことです。

で、なぜこのモアレが自炊に関係があるかというと、特に漫画の自炊にはこのモアレが発生することが多々あります。
漫画の場合、絵の効果として「スクリーントーン」(こんなやつですね)やグラデーションなどが良く使われるため、これが「規則正しい繰り返し模様」ということになり、スキャンした際、縞模様に干渉が発生してしまうことがあるんです。
実例を見ますとこんな感じ。

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「デスレス」(ℂ六道神士/少年画報社)より




見ていただくと、グラデーションになっているところに微妙な縞模様がついているのがわかるかと思います。

まぁ、気にしない人は気にしない程度ですし、実際、私も設定を忘れてスキャンした時などはそのまま使用したりするのですが、せっかくならばきれいな絵で保存しておきたいと、気になる人は気になるのではないかと思います。

そんなわけで、こんな時に使うのが「モアレ除去」機能です。
そのまんまですが、この機能を使う事で、上の画像が次のようにきれいにグラデーションなりが表現された状況でスキャンすることが出来ます。
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「デスレス」(ℂ六道神士/少年画報社)より


「DR-C125」での設定方法は、スキャン用アプリケーションソフト「CaptureOnTouch」の詳細設定画面の「画像処理」タブを選択します。
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このタブの下段に「モアレ除去」という選択肢があり、「なし」「高速モアレ除去」「高画質モアレ除去」という3項目が選択でき、以前ご紹介した際には「『なし』でいいと思います。」と紹介したのですが、その後、色々試してみたところ、漫画をスキャンするには高速モアレ除去を使用するのが一番いいのではないかと思えてきました。
というのも、なしにするとスキャンのスピードは一番早いのですが、先ほどの画像のようにモアレが激しく発生します。
一方で、高画質モアレ除去にすると、スキャンの時間が体感で3~5倍ほどかかります。
全頁のスキャン時間で考えると、これはあまり現実的ではなく、このため、以前は「画質を気にしたい人だけ高画質にしておき、普通はなしで十分」と思っていたのです。

が、その後、高速モアレ除去をいくつかで試してみたのですが、高速除去でも十分に取り除くことが出来(このページに出したサンプルは高速除去でスキャンしています)、また高画質ほど時間もかかりません。
ページをスキャンする時間はほとんど差が無く、処理するために1ページ読み込みが終わるごとに1,2秒のストップ時間がある、という感じでしょうか。
でも、その程度です。

このため、最近では私は漫画のスキャンする設定についてはほとんどこの状態で保存しておき、ほぼすべてに対して高速モアレ除去を適用するようになりました。

文字を主体の書籍を読み込む際にはほとんど気にする必要はないため「なし」でもいいですが、絵が中心の漫画だとやはり多少なりともきれいな画質で残したい、と思いますので、よほどの作業効率を求めない限りは、高速モアレ除去機能をお試しください。

ではでは。

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