ヤメ記者SEの徒然なるままに…

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zoom RSS 「ジャーナリスト」の仕事

<<   作成日時 : 2012/08/22 18:23   >>

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すでに情報が報道されて2日が経ち、多くの方がご存知だとは思いますが、日本人の戦場ジャーナリスト山本美香さんが、シリアで銃撃戦に巻き込まれて亡くなったそうです。

プロフィールにも書いていますが、私は以前新聞記者をしていました。
いろいろ回り道をして新聞社に入ったため、始めるのも遅ければ途中で部署を営業職をやっていた時期もあるため、実質記者として仕事をしていたのはおよそ4年程度です。
ただその短い期間でも、経験した者で無ければわからない記者・ジャーナリストと言う仕事の大変さは、数多く実感しました。

私自身、記者として仕事を始める前には、もちろん、胸を張って「ジャーナリスト」と言える仕事がしたい、という気持を持ってはいましたが、それは目標というより希望に近いものでした。戦場や被災地のような危険地帯に自ら入り、命の危険を冒してでも現地の人々の状況を伝える、そんな勇気は自分は到底持ちようがないなという気持ちも、どこか一方で冷静に持っていたからです。

そこで、新聞社に入社する前から思っていたことは、入って仕事をするうちにそうした勇気を持つことができればそのままジャーナリストとして活動すれば良し。もしそうした気持ちが持てないようだったら、記者とシステム技術者の経験もあると言う、あまりほかにいない経歴を持っていることを生かして、そうした本当のジャーナリストと呼べるような人たちがしている仕事を、きちんと多くの人に伝える手伝い、いわば本来的な意味でメディアとしての仲介役のようなところで仕事をしたいということでした。

恥ずかしながら、私は今回の訃報に接するまで、山本美香さんという方を名前すら知りませんでしたし、日本国内の大多数の方々がそうなのではないかと思います。
山本さんもおそらく、戦場ジャーナリストと言う仕事をしている以上、こうした最後を迎えることを覚悟はされていたのだろうと思います。それでも、自分がジャーナリストとして仕事をしていることを一番広く世に知られるきっかけになるのが自分の死であるというのは、報われないよな、と思えてなりません。
また、Twitterでほかの方がつぶやいているのがTLに流れてきましたが、このニュースに際して日本国内で伝えられているのは、山本さんが伝えようとしていたシリアの人々の暮らしぶりではなく、山本さんとその周囲の人々の様子ばかりが伝えられています。これも、山本さんの本意ではないでしょう。

私は、ITを活用することで、インターネットが世界中に普及した今だからこそ、紙やテレビの電波と言った大仰な仕組みを使わなくても、いろんな人が本当に伝えたいと思っている情報を、とにかく多くの人に伝えることができるんじゃないか。
今は新聞社を辞めて、IT業界に戻っていますが、こうした、まだ世に広く知られていない人々の活動と、世の中の多くの人をつなげる仕事をしたいという思いは今も変わっていません。
簡単なことではありませんが、何かしら、そんな形でいろんなところにかかわれる仕事がしたいと思ってます。

今回の訃報に触れて、そんな初心を改めて思い出しましたので、こんなエントリーを書いてみました。

山本さんの冥福を心よりお祈りいたします。

===================================本日の気になる情報
(OpenOfficeに続き)OracleがMySQLを潰しにかかっている?という話
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